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コトコト日記

【乾燥は大敵】

気候変動の影響で暖かい日が続いていましたが、ようやく寒くなり、乾燥の季節となりました。乾燥は肌にも気道にもいい影響を与えません。
乾燥対策としてまず保湿を行いましょう。気道には加湿器などを上手に使い、肌には化粧水や乳液、そして赤ちゃんやお子さまには保湿剤をたっぷりと塗りましょう。

空気の乾燥により喉や気道の粘膜が乾燥することによって、粘膜の防御機能が低下し感染症を起こしやすくなります。つまり冬=乾燥=風邪を引きやすい状態となります。

気道の乾燥対策の一つとして、加湿器を使用して室内を加湿すると良いです。ただ水タンクにカビが発生する場合があり喘息の原因となることもあるため、タンクの掃除はこまめに行いましょう。またマスクの着用も気道の加湿になります。こまめに水分をとる、のど飴をなめるなども喉の潤いには良いでしょう。

空気が乾燥すると、肌がカサついて痒みの原因となり、痒くて掻いてしまうと皮膚がダメージを受け、さらに乾燥して痒くなるという悪循環に陥ります。空気が乾燥するこの時期には適切なスキンケアを行って乾燥肌を防ぎましょう。

スキンケアとして大切なことは、石鹸で洗って皮膚を清潔にしておき、保湿剤を使って皮膚を保湿することです。保湿剤を塗るタイミングとしては、入浴後早めが効果的です。カサカサしている部分だけではなく、体全体に塗るようにしましょう。特にカサカサしている部分や湿疹になっている部分は、薄くのばして擦り込むよりも、保湿剤で皮膚の表面を均一に覆うようなイメージで塗ると良いでしょう。痒みや赤みがある部位にはステロイド軟膏を用いることもあります。

気になる方は一度ご相談下さい。

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【冬のスキンケア】

ようやく秋らしくなってきたと思っていたら、あっという間に寒くなってきました。そして乾燥の季節がやってきました。

空気が乾燥すると、肌がカサついて痒みの原因になります。痒くて掻いてしまうと皮膚がダメージを受け、さらに乾燥して痒くなるという悪循環に陥ります。


子どもの皮膚の特徴として、大人よりも皮膚が薄く刺激に弱いということが挙げられます。また、10歳頃までは皮脂の分泌量が少なく角質の水分保持能力が低いため、特に冬季は乾燥しやすいということも特徴の一つです。


皮膚の重要な働きの一つにバリア機能があり、「感染防御」や「アレルゲン感作の予防」と密接に関連しています。小さいお子さんほど、生理的にバリア機能が弱く、皮膚が乾燥傾向にあります。そのため、空気が乾燥するこの時期には適切なスキンケアを行いながら、様々な皮膚トラブルを予防することが大切になってきます。


スキンケアとして大切なことは、石鹸で洗って皮膚を清潔にしておくことと、保湿をして皮膚のバリア機能を補うことです。

特に冬は皮膚が乾燥しやすいため、保湿剤などを使って皮膚を保湿することをお勧めします。                保湿剤を塗るタイミングとしては、入浴後早めが効果的です。 カサカサしている部分だけではなく、体全体に塗るようにしましょう。特にカサカサしている部分や湿疹になっている部分は、薄くのばして擦り込むよりも、保湿剤で皮膚の表面を均一に覆うようなイメージで塗ると良いでしょう。


保湿剤には、軟膏、クリーム、ローションなど様々な剤形があります。効果や付け心地など様々です。夏は「さっぱりタイプ」、冬は「しっとりタイプ」をお勧めしています。

気になる方は一度ご相談下さい。